ママ友からの導き
友人の息子さんが、発達障害グレーゾーンで療育センターにかかっていたのでまずはその友人に相談してみた。
市の発達支援施設より、医師のいる療育センターできちんと診てもらった方が良い。3ヶ月待ちもあり得るので早めに動いた方が良いとアドバイスされた。
まずは、市の発達支援施設に電話をし、幼稚園の面接内容を伝え紹介状を書いてもらえるか聞いた。
半日待って返事があった。
心配なことを話して、今後の方針を決めた。
○市の発達支援施設で発達検査をする。
○療育センターに初診の予約をする。
早速、療育センターに初診予約の電話をした。現在気になっていることや様子を聞かれた。電話の話をまとめて報告書を作成して医師にみてもらい、診察になるとのこと。
市の相談施設で発達検査をして関わり方などアドバイスをもらい、その結果も療育センターに持っていくことになった。
療育センターは、やはり2~3ヶ月待ちということで、後日受診日が決定してから連絡が来ることになった。
初診までに参考になるかもと友人が息子さん(現在小1)の発達ノートを見せてくれて、とても参考になった。3ヶ月ごとに旦那さんと振り返りをして発達記録をつけていたのだそうだ。
息子くらいの時の様子がかなり似ていた。
検査をした結果を踏まえ、どんな療育を受けたかや幼稚園への伝え方などが勉強になった。幼稚園では個別に声かけをしてもらい、担任に直接、発達検査の結果などを渡していたのだそうだ。
うちの息子のことで心配なのは、視覚優位な傾向にあるので、もしかしたら集団での周りの人の動き自体がストレスになるかもしれない。
指示が入らない、耳からの情報が弱いので何をしたら良いか分からないのがストレスになる。
友達とのコミュニケーションが取りづらいので心配。
担任が特性を分かって接してくれないと、傷つく経験が積み重なり、幼稚園に行きたくなくなる。
何よりも安全面が心配。
その他気になるのは、息子発信だと目が合うがこちら発信だと目が合いにくい。
大人への興味は強いが同年代のお友達への興味は薄い。情緒の発達が知的な発達に比べてゆっくりというところ。
療育センターにはどうしたいかを訴えないと流されてしまうかもと指摘された。
成育歴を初診時に書くのでまとめておくようにアドバイスしてもらった。
経験者からのアドバイスは心強かった。
そしてもう一人。
元臨床心理士のママ友も心配して話をしてくれた。
一年前くらいから息子の発達面で気になっていたことがあったみたいで、言おうか悩んでいそうだ。私が幼稚園面接のことを話したのがきっかけで気になっていたことを話してくれた。
発達面でゆっくりな部分や発達でのアンバランスさを指摘された。
口に物が入りやすいこと、視線の先が人ではなく物をみていること。人との関わりで苦手な部分があること、知的な面に比べて情緒面の発達がゆっくりなどなど。
耳からの指示が入りにくいので、集団に入った時が心配。例えば、他児は指示で動けるのに息子は聞こえていなくて遊んでいたという場面があった場合。息子は指示が聞こえていないので、先生がなんで怒っているか分からず傷つく。視線の先が物しか見ていないので、悪気なく友達の物をいきなりとってトラブルが増えたりがあるかも。
そのようなことが積み重なり、ストレスが溜まっていき幼稚園が楽しくなくなるかも知れない。
経験上、息子は診断名がつくかつかないかのボーダーに近い部分にいる。早生まれなので分からない部分もあるが、おそらく診断がつくと思う。
近くにこんなに相談出来る友人がいて、何か見えない導きがあるようにこの時は感じた。
つづく