自閉症スペクトラムの息子と運動発達遅滞の娘の話

幼稚園の入園面接をきっかけに発達障害が分かった息子と1歳7ヶ月で歩けずにリハビリに通う娘との日々を記録するブログ。

幼稚園入園まで

第一希望だった幼稚園は、入園面接で受け入れてもらえないことが分かったのですぐに別の幼稚園に連絡した。まだ数人は受け入れがあるとのことで、すぐに願書をもらいに行った。 指定の日に息子を連れて行き、様子をみてもらった。年少の教室と園庭で遊ぶ様子を園長先生が見て、色々はたらきかけていた。園庭の遊具で遊んでいる時に声かけに反応するか、受け応えはどうかなど。 園長先生は、興味が移りやすいのはあるが、低月齢だし、男の子だし、まだまだ分からないと言っていた。 プレでの様子がみたいので、プレに参加してくださいとのことで入園が決まっている子たちに混じってプレに参加することになった。

プレでは、親子一緒なのもあってか教室から出て行くことはなく、興味のある紙芝居や絵本は座って見ることが出来ていた。興味のない活動になると部屋の隅に行き、好きなことをしていた。

何回か行き、年内に入園手続きを済ますことが出来た。言葉を重視する幼稚園で、発語がない子は4月の入園は見送られていた。息子は4月入園ということでこの時は決まっていた。 療育センターと市の発達支援施設に通っていることは伝えていた。

3月に検査結果を受け、幼稚園と情報を共有した方が良いだろうと結果を電話で伝えた。 すると、担任が出来ないことをする形で、補助が必要になってくると思う。 元々、補助の先生は多めには入れているが、もしかしたら、お母さんに幼稚園に付き添ってもらう形をとるかも知れない。そうなると、4.5月は他のお子さんがかわいそう。4~5月は子どもたちが落ち着かず、職員総出で対応しているので、個別対応は難しい。丁寧にみてあげたいので6月入園を勧めます。

4月入園か6月入園か家族で話し合って連絡をくださいと言われた。

旦那も一緒に話を聞いた方が良いだろうと思い、面談をお願いした。

後日の面談でなぜ6月なのかを再確認した。

園側としては、4月でも構わない。 ブレの様子をみる感じでは、4月入園が凄く難しいとは感じていない。集団での指示などプレではしてないのでわからない部分ではある。

個別の声かけなど療育センターで言われた対応をするには4月は難しい状況にある。6月になればだいぶ落ち着いているので、補助要員の先生が6月入園の子の対応が出来る。話を聞いて、丁寧に対応したいので6月入園という方法もありますよ、ということで話した。お子さんのことを考えれば6月入園を勧めます。

補助については、例年より二人多く職員を入れている。どのクラスも年少は二人担任でフリーの先生もいる。加配については、申請を出す形では何年か前にあったが、基本的には今いる職員でみるスタンス。 申請を出せば息子に一人つけることは出来る。 ただ、申請には診断書がいるので診断名がつくことに抵抗がある。加配に良い人が見つかれば良いが見つかるかもわからない。見つけるのにも時間がかかる。補助の先生も幼稚園をよく知る人に頼み込んで来てもらった。 補助金も人を一人雇えるだけは出ない。 加配で一人ついても、公立のように息子専用には出来ないので加配の先生が他の子をみることはある。

親が付き添うというのは?

加配をつければいらない。 様子を見て、必要であればという感じ。

入園前までに家庭で出来ることは?

大人がなんでも先回りしないで会話を引き出すように。会話が長引くような働きかけをする。テレビにこもりはさせないで、一緒に遊ぶこと。

面談を受けて、私は診断名がつくことには確かに抵抗はあるが息子がより良い環境で幼稚園生活をおくれるならそれで良いと思っていた。 加配をつけるのはやはり私立では難しいのかと感じた。 検査結果を読んでもらった方が良いだろうとコピーしたものを提出して帰って来た。

旦那とも話し合い、息子のことを考えて6月入園で返事をした。 6月入園までは次年度の子に混ざってプレに参加することになった。

幼稚園入園〜加配がつくまでにつづく…

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