自閉症スペクトラムの息子と運動発達遅滞の娘の話

幼稚園の入園面接をきっかけに発達障害が分かった息子と1歳7ヶ月で歩けずにリハビリに通う娘との日々を記録するブログ。

施設支援

施設支援が2学期の最初に行われた。 療育センターの職員が幼稚園に出向き、園での様子を直接見て、指導方法などのアドバイスをしてくれるというもの。

担任の先生から報告をいただいた。 まずトイレのことを相談した。

療育センターより

様子を見ると、トイレに気が向いていない。外からの刺激が楽しいとなかなか内側に意識が向き辛い。外からの刺激か楽しくなっているから、まだ時間がかかるかも知れない。

担任より私へ

園では定期的に声をかけている状態。自分から言えればタイミングよく連れて行けるが今はその段階ではない。帰りにタイミング良く出ればパンツで降園などそんな感じで進めていきたいが、家ではどうか? 誘えば、ほぼ漏らさずウンチもオシッコも出来る。二つのことを同時に考えることが苦手で遊びやテレビに気が向いていると漏れていることに気づかない。事後報告が少ない。 朝、バスに乗る前にオシッコが出ればパンツで登園させてみる。

2学期になってまだ数日だが、言葉が増えて来ていて、本人からの出現も増えて来たことを幼稚園から伝えた。 1日の流れが自分の中で出来ているのでは?と言われた。 朝来て、遊んで→お支度→遊んで→お集まり という自分の中での流れが出来ている。 幼稚園の朝来て、お支度→遊んで→お集まりという流れとは違う。

幼稚園がやりたい1日の流れにどう持って行ったら良いかを聞いた。

遊んでいる時なや気持ちの切り替えが難しかったりする。その時、その時間に何をやるかを明確に伝えていくのが分かりやすい。 遊びを無理に区切っても集まりに参加できる時はしている。 遊びを区切ったとしても他のことで楽しいと思えることを今見つけているところ。そこで遊びを区切ったとしても別のものを楽しめる良いきっかけにもなる。 今どうしてもの時は逆効果になる。ある程度何をする時間なのかは区切っていけると良い。

様子をみて、今何をする時間かを知らせていきながら、本人と相談しつつ、今これやろうかと言ってうんといえばするし、どうしても遊びたい時は優先して、時間がズレても最終的には出来たというところに持っていきたい。 本人自身がやれたと思えるようにたくさん褒めることが大事。

またみんなの役に立つ声かけが効果的。 例えば、落ちている積み木をとってきて。誰か来るかもしれないからそこみててなど、後々本人から返事が返って来たりする。 本人にも自分の意思で動けたことに繋がる。 自分から先生に○○来たよ、とコミュニケーションをとることにもなり、先生からしてもより褒めていける。役割を与える声かけを心がけながらコミュニケーションを深めていけて良いのでは?という話があった。

園での様子は、面談から変わらずで。 大人との関わりが大好きだから遊んで欲しくておもちゃを投げたり、踏んだり、楽しくてイタズラ心が出て来ている。 興味があれば教室にいるが、そうでないと色々な教室にお出かけしている。 まだまだ友達より一人が多いとのこと。

療育担当のSTさんから幼稚園に行った心理士さんの報告を後日聞いた。 本人の中では流れも分かっていて、隙をみてお部屋を抜け出す感じだったので、やるべきことは促すように指導して来た。 幼稚園側は本人が流れは分かっていないと思っていたようで、無理にさせず、まずは幼稚園が楽しいと思えることが大事だと思っていたみたいです、との話があった。

施設支援でアドバイスされたことを幼稚園で実践していただいたおかげで後に少しずつ成長が見えることとなる。

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